ヨセミテ 3日目
今日の予定はヨセミテのとびっきりトレイル、センチネルドームとタフトポイントトレイルを歩く。
地図上で見れば、curry villageとセンチネルドームは目と鼻の先にあるのに、なんと車で1時間以上もかけて谷を回らねばならない。
ヨセミテで私たちが立ち寄ったポイント
ビレッジの中は一方通行が多く、出口がとてもわかりにくい。curry villageは一番奥にあるのでなおさらだ。それでも何とかバレービューからCA41方面に曲がり、ブライダルベール滝の入り口を横目に見ながらトンネルビューへ。ここからの眺めはさすがにすばらしい。写真でよく目にする光景だ。狭い駐車場が満車。みんななかなか動こうとしない。
そこから約1時間、グレイシャーポイントロードを走る。終点のグレイシャーポイントより少し手前のタフトポイントの駐車場に車を止めて歩きだす。ここは右に歩けばセンチネルドーム、左に行けばタフトトレイルに分かれている。どちらも片道1.1マイル、往復3.5km。センチネルドームへの道はそれほど高低差もなく、道端には可憐な花もぽつぽつと咲いていたが、日陰があんまりなかった。最後のドームの頂上に上がるときは少し頑張って登った。ドームの上は標高2476m、グレイシャーポイントよりずっと高く、360度のパノラマが広がっていた。ハーフドームはもちろん、ヨセミテの谷、昨日挑戦したネバダ滝も眼下に見えた。
タフトトレイル駐車場。トイレの前で外人さん情報交換。
杖は要るのかなあ?
日陰があんまりありません。
センチネルドームが見えてきました。
頂上はとても広いです。
ハーフドームが目の前です。
とても美人の外人さんから撮ってもらってごきげんです。
次のタフトトレイルへ向けてまず駐車場へ戻ります。
少し休んで、きた道を戻り、今度は駐車場から反対の左側に進んだ、こちらの道は途中からお花畑が現れた。いろいろな種類の花が色鮮やかに競い合って咲いている。それまで先頭を黙々と歩いていたトモヤンパパは、道を反れてどんどんお花畑に入って行った。
いっときそこで遊んで、そしてついに着いたところは、エルキャピタンが真正面にそそり立っている崖っぷち。これまでもいろいろと崖っぷちを体験してきたが、鋭く引き裂かれたような岩の隙間から覗き込むと、足がすくんでしまうほどの谷の深さ、ここは特別。穴見パパはこれは説明のしようがない、もう見に行ってくださいというしかないね、って言ってた。回り込んで着た甲斐があった。
今度は一転して森の中を進みます。
お花畑が現れました。
崖の上から覗き込むのも勇気がいります。
エルキャビンとビレッジの入口付近
笑顔ですけどすぐ横は切り立った崖っぷち、これで精いっぱい?
実はこれ相当のへっぴり腰なんです。カメラの撮り方が悪くてあまり怖さがわからないけど、断崖絶壁の、とても危険な状態なんですよ。
これだって、そばで見ている方が怖がっているのですから。
トンネルビューからの眺め。よく写真に出てくる風景です。
ヨセミテでのランチは木陰のベンチで。こんなしてテイクアウトでも食べれるのに、クマ対策の注意書き、どこまで気を付ければいいのか、悩んだ。今日はカップヌードル、ちょっと手抜きかな?別の日は一枚40ドルもする特大ビザも食べた。注文するとき間違って、トッピングを「エニシングオール」と言ってしまってそんなことになっちゃったんだけど。でもおいしかったよ。
午後からは、お洗濯タイム。これがまた大変。コインランドリーまでシャトルバスで約40分。車で行けばいいんだけど、折角いい位置に停めているのに、動かしたら駐車スペースがなくなってしまう。それほど混んでいる。コインランドリーはハウスキーピングという、バス停で言えばカレービレッジの二つ手前。距離で言えばすぐ近く。でも車は一方通行なので、ビレッジ内を一回りしないと行けない。不便極まりない。そのハウスキーピングのそばにはきれいな池があって色とりどりの水着を着たたくさんの人たちが水遊びをしていた姿を車の中から見つけていたので、遊びがてら3人で出かけた。
シャトルバス運行経路の関係で、途中で乗り換えれば、40分もかからないで行けたかもしれないけど、面倒なのでそのまま乗って行った。
近くは広いキャンプグラウンド。テントがびっしり。バーベキューセットもたくさんあって、ここにはクマ出ないのかなあ、と。
それにしてもこの池の景観も抜群。ヨセミテ―、って感じ。