5日目 6月21日

ザイオンへ

ザイオンは巨大な岩の絶景と美しいキャニオンの融合、そのスケールの大きさは他を圧倒している。その中で人々を大自然の中に引き込んでくれるような温かい「自然との調和}がある。






目玉の「ザ・ウェーブ」と「アンテロープキャニオン」が早々と消化できた。とにかく運がつきまくってるように順調。今日からは計画してきたスケジュールに沿った行動となる。

昨夜は久しぶりにゆっくり眠れて、今朝は私たちにとっては遅めの出発で8時。ザイオンへ通じる道は初日に間違ったせいで一回通った道路なので今日は道案内も楽ちん。ビジターセンターまで43.8マイル(70km) 1時間8分とgoogleマップには書いてあった。

ビジターセンターのパーキングに車を止めて、園内のmapを入手。無料シャトルバスでまずは最北端のTemple of Sinawaba まで。そこからRiverside Walk のトレイルを30分ほど歩いて、人気のナローズへ。この日はあんまり日が強くなく、男性軍は水が冷たいと川へ入るのをやめた。いつも好奇心旺盛の穴見ママと私は靴を脱いでさっさと川に入っていった。たくさんの人が歩いててとても気持ち良かった。

どんどん水深が深くなって、流れに足を取られそうになったのと、男性陣を待たせていたことで、あまり無理をしないで引き返した。


みんな両手に杖をもって歩いている。私たちは持ってなかったのでふらふらと危なげ。

たくさんのシマリスがちょろちょろと、人懐っこくポーズをとっていた。
車に戻って、車内で持参した弁当を開けようとしてたら、駐車場の番人みたいな人にだめだというようなサインをされた。それで、公園内では弁当は食べてはいけないのかな?どうしよう、どうしようと困っていたら、少し行ったところにベンチがあって、なんとそこでみんな食事をしているではありませんか。さっきの人は何だったのだろうと・・・。


こんなテーブルもあって、食事ができるようになっていました。

午後は、これも地球の歩き方に記載してある、とびっきりのトレイルTOP10の中の一つ、エンジェルスランディングトレイルに挑戦だ。「天使の舞い降りるところ」というロマンティックな名前がついてる。上級者向けで往復4〜5時間と書いてあった。毎年のように死者が出ているとも。確かに最後の岩登りはスリリングだった。鎖を持っても足場が狭く絶壁で、下は見れない。高所恐怖症の人は絶対無理。

でも見晴らしが抜群!いいトレイルだった。



正面の山が目指すエンジェルスランディングです。


こんな楽しいつづらおりがあります。


まだここは中間地点


ここからの眺めもすごいです。



これから先は二人で挑戦。両側が断崖絶壁です。アメリカの青年が水筒を落として、その水筒があっという間もなくみるみる崖を転げ落ちていく様を見て、ぞーっとしました。鎖を持っても、下を見ないように慎重に登りました。
登っていく途中で降りてくる女性にトモヤんパパが、Hello、と声をかけました。女性は「very afraid」と言って岩にしがみついて動けないでいました。That's right.
Take care と答えて、恐る恐る横を通り抜けました。
     
頂上に到着です。
      ここでもばんざーい。

      すごい眺めです。

     
ほんのちょっとの険しさでしたが、達成感を味わっています。
      気持ちいいです。

     
くだりで一人道を間違えたところを撮られてしまいました。もう少しで崖から転落するところでした(?)。
     
途中からの写真です。



あまりにきれいなもので、休憩の度にパチリです。


降りも慎重です。


大分下がってきたところですが、谷がきれいに見えます。


鹿やリスはどこにでもいます。


宿泊ホテル系列のレストランで豪華ディナー。後はラスベガスまでレストランでの夕食はなかったですね。



動画をご覧ください


カナブからザイオンへのルート


     

ナローズとエンジェルスランディングトレイル   恐怖の山登りです。