23日目 7月9日

モノ湖とボディとメイレイクトレイルそしてヨセミテへ





























今日の泊りはヨセミテ。食料はテントの部屋に持ち込めないのでできるだけ残飯整理をしなければならない。
今日は朝からご飯。 炊飯は穴見パパ担当。お味噌汁はインスタント。このご飯を入れている器、日本から持参したレトルトご飯の使用済み容器を大事に大事に継続使用した。とても重宝した。


毎朝しっかりいただきました。


花でいっぱいのコテージ、快適でした。


今日の予定は、まずモノレイク。塩分濃度が高い湖で、トーファータワーと呼ばれる奇岩が湖とマッチしてとてもきれい。水鳥がすいすいと泳いでいて、見る限りでは静寂な古城の湖で戯れているように感じた。












次は一路北へ。途中未舗装道路を入れて66kmほど。西部劇の世界へタイムスリップしたようなゴーストタウン、ボディ。
1880年代にゴールドラッシュに沸いた町で、全盛期には1万人ほどの人が住んでいたという。酒場や教会の廃墟がそのままあって、あちこちに車や井戸の跡が無残な姿で残されていた。











猛暑の中、廃墟の跡の散策を終えて、やっとヨセミテ路へ。昨夜泊まったコテージのそばが東のゲートシティーのリーバイニングと呼ばれている。ボディーからそこまで戻り、夏季のみ開通しているCA120のタイオガロードへ。ハイカントリーと呼ばれているところで、トウオルミミドウのビジターセンターに立ち寄り、mapをもらってオルムステッドポイントからメイレイクトレイルを歩いた。往復3.8km。たどり着いた湖では、ボーイスカウトの団体が釣りを楽しんでいた。


静寂でそれほど暑さも感じなく快適なコース


水が澄み切ってきれい


とにかく静か


正面の高い山が標高3307メートルのマウントホフマンです。



湖面に映る緑がほんとにきれい


バレーフロアーツアー  ヨセミテバレーをこんな乗り物で回っている人もいた。


いい景観が見えてきました。

ヨセミテの宿は園内のカレービレッジ。ホテルが取れないでテントキャビン。ほんとにベッドがあるだけで何にもない。それでもって一泊233ドル(朝食付き)だから、とんでもなく高い。チェックインの時、順番待ちで並んでいる間「熊対策ビデオ」を否応なく見せられた。そして確認のサインまでさせられた。人の食べ物の味を熊におぼえさせないために、と厳しくマナーを敷いてあるようだ。私たちは過敏になりすぎて、着替え以外すべてテント前に設置されているフードロッカーに入れた。化粧品もダメということだったので、トモヤンパパはいつも冷蔵庫に入れて保管している目薬も保冷庫から取り出し、ビニールバッグに入れて、心配しながらフードロッカーへ。私たちのテントは日陰にならなくて、日が落ちてもサウナ状態。その前にあるフードロッカーも手で触っただけで熱々。残ったバナナを仕方なく入れていたらすぐ真っ黒になってしまった。化粧品は仕方ないにしても、目薬は・・? だめだったのかなあ。




ベッドはシングル2台、ダブル1台、これで3泊699ドル。



夜は街灯もなく真っ暗。共同トイレとシャワーはかなり離れたところにあり、懐中電灯をかざしながらトイレに行かねばならない。夜中にクマに出会ったらどうしようと、本気で心配した。おまけに夜11時からはトイレの掃除とかで完全にシャットアウトされていて、我慢できない人が近くの暗がりにしゃがみこんでいたのが明かりに入ってきて、びっくりぎょうてんしたトモヤンパパは駆け戻ってきた。トイレまでの通りは木の根っこがあったり、決して明るくても通りやすいものでなく、夜は大変だった。