15日目 7月1日

ペイジからセドナへ

ボルテックスと呼ばれるパワースポットが点在する癒しの町として人気があり、日本人観光客もたくさん訪れている。個性的な形をした赤い岩山に囲まれていた。

 


ページのホテルを出て、コロラド川が馬蹄形の急カーブを描くホースシューベントに行った。地図上では簡単に行けるかと思っていたが、アクセスポイントに車を止めて、砂地を15分くらい降りていく。とにかく足場が悪く、洋子ママの靴がとうとう壊れてしまった。他にも靴底が落ちたりしていたので、ここは履物注意だな、と思った。おまけに朝だというのに暑くて、距離の割には大変だった。崖っぷちから覗き込むと川に浮かぶボートが小さく見え、ダイナミックな風景を実感できた。



                         
ホースシューベントからsedonaに向かう途中フラッグスタッフという町、40号線を横切るところで少しもたもたした。というのも、渡航前、フラッグスタッフからセドナへのルートを検索していたとき、何度検索してもI-17しか誘導しないのだ。そのルートは89Aと比較するとかなり遠回り。そこでセドナの宿・B&Bのオーナーへメールしてその理由を聞いたら、工事中で通行止めになっていると。



そんな理由だったら仕方ないとI-17sのコースに変更したのに、無理やり作成した89Aのコースマップを訂正しないまま旦那に渡していて、案の定、トラぶった。

フラッグスタッフの交差点は、それでなくとも道路がいくつも交わっていて、目を凝らして案内標識を見ていたのに、意見が分かれるんだから仕方ない、完全に私のミス。間違って入った89A、Uターンしなければと思っていたけど、結構車が走っていて、もしかしたら行けるんじゃない?行けるとこまで行ってみようよ、ってことになって、結局、最後まで行けちゃった。途中で工事中のストップ看板が道路横に移動されていて、通れたんだ。ここでもラッキー。帰国してからこの道路を調べていたら、オーククリークキャニオンを通り抜けるルートでアメリカでもっとも美しいドライブルートの一つ、と書いてあった。そういうこととは知らず、何時Uターンしなけりゃいけないか、とか、途中のの急カーブの連続にひやひやしながら、緊張の連続で、とてもそんな悠長に景色を楽しむ余裕などなかった。帰りにも通ったのに、あの急カーブの恐怖が先に立って、早く通り抜けてくれとばかり考え、見逃した。今思うととっても残念だった。

セドナの町は日本人の観光客が多いらしく、日本語表記の案内がたくさん目についた。
観光案内所もあちこちにあって、パンフレットも色とりどり、充実していた。

必要な観光マップを手に入れて、一番近いエアーポートメサに行った。セドナの町を一望するのにはよかったが、4大ボルテックスの一つといわれるほどのパワーは4人とも感じることができなかった。

私たちの宿は偶然ネットで探し当てた、sugar loaf lodge。同じ名前の山が後方にそびえている。ホテル代が高いセドナで個人経営の一番の格安宿として早くから評判だったようだ。とにかくお得宿だった。道路沿いでスーパーにも近く便利なところ。部屋は清潔で、朝食も簡単だけどついてる。ちょっともっこす風なおじさんだったが、私がなんでも尋ねに行くのに親切にいろいろ教えてくれた。プールとバーベキューセットは自由に使ってよかったので、初めてプールサイドのバーベキューコーナ―で肉を焼いた。ここで焼いたのが一人前380gもあろうかというビーフステーキ。網の上で強火で焼いた。隣では若い男女4人組が大きなハンバーグを焼いて野菜たっぷりのハンバーガーをつくっていた。カメラに収めなかったのが悔やまれる。





エアーポートメサから見たサンダーマウンテンと街並み


お天気があんまりよくありません。