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じじ・ばばの、今しかできない挑戦の記録です。



会社方針

10日目 6月26日


メサベルテへ

アメリカ西部で唯一自然公園以外の国立公園。今から1400年前、「緑の大地」と呼ばれる独特の地形を持つこの地域に住みついた人々がいた。彼らは高度な文明を持ち、繁栄したが、約700年の後、14世紀に忽然と姿を消してしまった。園内には多くの遺跡が保存されており、特異な地形を利用して建てられた断崖住居は壮観。







快適なモアブのコテージにサヨナラして、次の観光地はメサベルテ。148マイル、3時間1分だ。とにかく掃除が行き届いたコテージだったので、負けないくらい隅々までピカピカに拭き上げて、ごみの分別もしっかりして、朝8時に出発した。

途中コルテスからメサベルテ道路に入るところで少し間違えて、バックしたが、問題なし。まず公園ゲートの手前のビジターセンターに立ち寄って、クリフパレス、バルコニーハウス、ロングハウスのレンジャーツアーチケットを購入した。かなり予約が満杯の時間があり、希望通りには取れなかった。


メサベルテビジターセンターからホテルまでが15.4マイル
  25km、約40分

ホテルから
さらに遺跡群があるチェンパイメサ、バルコニーハウスまで
9.5マイル、
  15km、約30分

この公園は簡単には観れないところのようだ。












途中、この日宿泊するファービューロッジのそばの見晴らしの良い空屋の軒下で弁当を広げた。そこからさらにまたクネクネの山道を30分、やっと最初のチェンパイメサの博物館に到着。この日は、バルコニーハウス、クリフパレスの二つのツアーに参加した。





ツアーの出発時間が来るのを待っています。
 
最初はバルコニーハウスから。こんな階段を降りていきます。


ここからが上りです。スカート、サンダル不可。高所や閉所恐怖症の人も要検討と書いてありました。


すごい急勾配のはしごです。この後狭い岩穴もくぐります。


何とかくぐり抜けています。欧米人の大きい女性がちょっと大変そうでした。


祭祀を行ったキバと呼ばれるお部屋跡


二つ目のツアー、クリフパレス、宮殿です。たくさんのお部屋がありました。


詳しい説明があっているのですが、私にはちんぷんかんぷんでした。


4階建てのマンションです。

今日の宿はここから30分ほどもと来た道を戻る。「Far View Lodge」と言って、園内で唯一の宿、160キロ先まで見渡せる広大な緑の風景はまさに絶景という触れ込みに期待していたが、私たちの部屋は樹木にさえぎられて何にも見えない。がっかりした。そういう部屋もあると書くべきだと思った。ランドリーはといえばさらに車で30分ほどくねくね道を戻らねばならない。レンジは、わかりにくい通路のずーっと奥の階下の隅っこにポツンと一台だけ。調理できるなんてものではない。これには参った。他の宿泊客が次々に来て、簡単なインスタントをさっと温めるのがやっとという感じ。それでも一日目は時間が早く誰もいない時だったのでお米を洗って、途中人が来たらちょっと替わって、レンジに入れたり出したりしながら、ものすごく苦労して、何とか穴見パパが炊いてくれた。ここは自炊などするところではなかったようだ。隣接してレストランがあったが、なんかいまいちだった。






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バナースペース





じじ : 1948年生まれ
ばば : 1947年生まれ
生粋の団塊世代。
ベビーブームの 中でもまれて、たくましく育ったつもり。足腰に軋みが来ても気持ちはまだまだ青年でいたい,と思う、じじ と ばば なのです。